USCPAの勉強時間のホント(1000時間で合格は可能なの!?)

USCPA

USCPAの受験勉強をされている皆様、お疲れ様でございます。また将来的にUSCPAの受験を考えておられる候補者の皆様、ぜひこの記事を読んでいただいて

”USCPA合格に実際にかかる時間”

について考える指標としてご使用ください。予備校が謳い文句としている1000時間での合格は実際に可能であるかについて考察してみました。

今回はUSCPA界隈のTwitterlandの皆様のご協力によって集計を行った計122名の受験生の中から合格者30名について考察するUSCPA勉強時間の実態を公開します。

USCPAブロガーの多くの方が「合格までの勉強時間の記録」という体験記系の記事を挙げてくださっていますが、今回はあくまでも統計的に合格者の記録を集計しているものとなります。

1.2.3.に関しては概要なので、以前の記事を読んでいただいている方は4のUSCPAの勉強時間についてというところから読んでみてください。以前の記事は下記からお楽しみください。

アンケート概要について

中の人
中の人

以前Twitterでやってみたアンケートが想像以上に面白く、本気でアンケート集計をしてみました!ご協力ありがとうございました。

  • アンケート集計期間:2020年4月25日(土)~2020年4月28日(火)の4日間
  • アンケート実施者:私
  • n数:n=122(私の回答も含みます。皆様のおかげでたくさんのアンケートを集計することができました。ありがとうございます!)
  • 目的:受験者のスペックの定量化及び合格している層についての分析のため。
  • アンケート方法:Google formによる記入。

回答者属性について(性別)

今回のUSCPA受験生の男女比はこちらです。男女で8:2くらいだろうと考えておりましたが、想像以上に女性の方が多かったです。女性の方が総合職として働くより家事・育児など挟むことを考えるとプロフェッショナルの方が魅力的であると考える方が多いのかもしれないですね。

日本のプロフェッショナル弁護士・公認会計士の受験者も調べてみるとだいたい男性:女性=3:1となっていました。そこと比較するとこの数字は男性:女性=2:1くらいなので他試験より女性にも受験されているということが推測されます。恐らく英語へのハードルの高さというところで女性の方苦手意識を持たない分このような結果が生まれているのでしょう。(男性82名、女性39名、その他1名)

回答者属性について(予備校別)

中の人
中の人

予備校って確かA〇tus, T〇C, P〇oactiveとかあったと思うけどどこが一番使用されてるんだろう。。。?

外の人
外の人

絶対A〇tusじゃないの?いつも広告打ってるし、他の予備校と違ってUSCPA特化予備校だし。

中の人
中の人

どれどれ、、、圧倒的A〇tusが使用者数多いね。122人中90人も使っているみたいだよ。やっぱり専門型予備校は強いなぁ。

日本においてのUSCPA最大手はやはりまぎれもなくA○tusということがわかりますね。無料で資料請求・説明会参加が可能なのでぜひ参加してみてください。コロナ禍の現在は無料オンラインセミナーをやっているので、参加ハードルも低いです!また実際にどれくらいの単位取得が必要かも個別相談で見積もってくれるのでお勧めです。興味のある方は下記よりオンラインセミナーの申し込みをしてみてください。


USCPA合格に実際にかかる時間

中の人
中の人

予備校は1,000時間で合格できるということを常に謳ってると思うけど実際のところどうなんだろう。

外の人
外の人

僕だったら5,000時間くらいかかりそうな気がするよ。天才じゃない限り難しそうじゃない?

 

今回のアンケートでは「勉強期間はどれくらいですか?」と質問項目にて集計を行っています。1週間当たりの勉強時間を予備校がお勧めしている20時間(平日2時間、休日5時間程度)と考えて計算を行ってみたいと思います。

  • 半年:26週間=26X20=520時間
  • 1年 :52週間=52X20=1040時間
  • 1年半:78週間=78X20=1560時間
  • 2年 :104週間=104X20=2080時間
  • 2年半:130週間=130X20=2600時間

Twitter校の皆様はかなり真面目なのでこれくらい本当に勉強していると思われます。

今回の考察においては合格の定義を「3科目合格の方及び全科目合格の方」としてデータ集計を行っております。(全科目合格者だけだとn数が少なくなってしまうのと、3科目合格する方はだいたい全科目合格されると思うので)ちなみに122名中30名がこの合格の定義に当てはまっている方となります。

それでは実際にかかった勉強期間について見ていきましょう!

全科目合格の方が19名、3科目合格の方が11名で勉強期間の内訳は上記のグラフの通りとなりました。ではここから実際に何時間勉強したか考えていきます。

計算するにあたって前提条件を3つ追加します。

・それぞれの期間の内の真ん中で合格していると仮定
→Ex.半年~1年の場合:(520+1040)÷2=780時間で合格

・それ以上で合格した方は3000時間で合格したと仮定(3年弱で合格)

・3科目合格の方は後100時間追加で勉強時間が必要と仮定

記事を丸パクリされるのも嫌なので計算の詳細は避けますがこの仮定で計算した結果はどうなったでしょうか。

中の人
中の人

な、な、なんと1,919時間だったよ。。。

外の人
外の人

僕よりましだけど、予備校の1,000時間の倍くらいかかってるじゃん。。。でもこれって平均値でしょ、中央値だったら変わるんじゃない?

中の人
中の人

中央値でも1年半~2年になるから1820時間だね。

外の人
外の人

そっか。。。じゃあ犬語しかわからない僕はUSCPAに合格できる気はしないな。。。

 

USCPA合格者のプロフィール

USCPA合格までかかる時間はわかりましたが、実際に合格された方のスペックはどれくらいのものなのでしょうか。このレベルのスペックで計算上は平均1900時間の勉強時間がかかると考えてもらえれば幸いです。それでは見ていきましょう!

予備校勉強期間TOEIC簿記
A○tus1年〜1年半800-899簿記二級
A○tus1年〜1年半600未満簿記一級
A○tus1年半〜2年600-699簿記一級
A○tus1年〜1年半600-699簿記一級
A○tus1年半〜2年950以上簿記二級
A○tus1年〜1年半950以上資格なし
A○tus1年半〜2年600未満簿記一級
A○tus1年〜1年半800-899簿記論(税理士)
A○tusそれ以上900-950簿記二級
A○tus1年〜1年半800-899簿記二級
A○tus1年〜1年半800-899簿記二級
A○tus半年〜1年900-950簿記二級
A○tusそれ以上800-899資格なし
A○tus1年半〜2年800-899簿記二級
A○tus1年半〜2年800-899簿記二級
A○tusそれ以上600-699簿記三級
A○tus2年〜2年半900-950簿記三級
A○tusそれ以上900-950簿記二級
A○tus2年〜2年半800-899簿記二級
Pro○tive1年半〜2年900-950資格なし
Pro○tive2年〜2年半700-799簿記一級
Pro○tive半年〜1年800-899簿記一級
T○C1年〜1年半800-899簿記二級
T○C1年〜1年半950以上簿記二級
T○C2年〜2年半600-699簿記二級
T○C1年〜1年半950以上簿記二級
海外系予備校それ以上900-950簿記二級
海外系予備校1年〜1年半900-950資格なし
独学2年〜2年半900-950資格なし
独学それ以上600未満資格なし

その他資格で全経上級、証券アナリスト、宅建、建設業経理士などを取得されている方がおられました。皆様本当にストイックで尊敬です。それにしてもこの方たちでもそれだけ勉強時間がかかるとは。。。非常に難しい試験ですね。

これを見て尚「私は大丈夫!絶対合格できる!」とお考えの方はアビタスのTwitter校へ招待させていただきます。ご参加は下記リンクよりよろしくお願いいたします。アビ校無料セミナー、資料請求が可能となっています。

 

 

結論

数字だけを見て計算すると1900時間というような結論となりましたが、流石のストイックな皆様も毎日これだけ勉強し続けているというのはモチベーションの問題もあって難しいと思います。

そのため恐らくこれの4分の3掛けした1500時間くらいが割と妥当な数字かと思います。まあこの数字はあくまで所感ですが、結果発表前とかフワフワした気分になって勉強できない・プライベートで色々あるとかなかなか勉強だけに集中はできません。

予備校が言っている数値を盲目的に信じるのは危険です。自ら情報を収集して自分のバックグラウンドと照らし合わせたうえで受験するかどうか考えましょう。

またこの話を聞いてA校でUSCPAを取得したい方がいらっしゃれば相談していただければ、私の紹介で入学金を無料にできるので検討されている方はお声がけください。またこの記事が面白いもっと読みたいと思った方はRetweet, いいねしていただけるとモチベになりますのでよろしくお願いいたします!

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