知らないと損!?これだけは知っておきたい確定拠出年金の話!

大企業

新卒即就職の皆さんは既に配属されて日々多忙な毎日を送られていることでしょう。そこで、きっと皆さんの受けた長い長い新人研修の中で少しだけ触れられた確定拠出年金の話を覚えているでしょうか?確定拠出年金は企業型個人型(iDeCo)の2つがあって、まず自分の会社確定拠出年金企業型に加入しているのかどうかということについて調べましょう!今のご時世老後2000万円を貯めないとツムツムらしいので、老後の貯蓄というのは非常に大事ですからね!!!

今日はまず確定拠出というものがどういうものであるかということについて簡単に皆さんに説明した後に、確定拠出年金の難しいプランをどのように組めばいいかということを説明していきたいと思います。

・確定拠出年金とは

毎月一定額を積み立ててその掛け金で、資産を運用する年金だということです。つまりどういうことかまだ分からない人もいるでしょう。簡単に説明すると以下の通りです。年に1万円の積み立てを行う。1万円の積み立てのうち、どの資産で保有するか配分を選ぶ。その資産の変動によって評価金額が変わる。

上記を見ていただくとわかるように1万円である資産を購入してその評価額によって資産の総額が決まるということですね。基本的にはハイリスクハイリターン・ローリスクローリターンとなるため、好調時低リスク資産は50円しか評価が上がっていないところ、高リスク資産は200円も上がっていますよね。逆もまた然りです。

ここで、確定拠出の良いところを3点紹介しましょう!

評価額が購入額を超えていて利益が出ていたとしても非課税

つまり上記の250円分は課税されないということです。これが積み重なると中々大きい非課税額となります。月々1万円拠出して現在価値を求めるとなるとordinal annuityですね。はい、USCPAネタ挟んでしまいすいません。(笑)

確定拠出に拠出している分は給与から控除

基本的に給与に対して税金がかかっていると思いますが、確定拠出で拠出している年金分は給与から控除されます。上記の場合だと年間12万円分を課税対象額から引くことができます。一般的な計算で行くと12万×30%=3万6000円分手元に多く残すことができるんですね!

ドルコスト平均法による積み立てが可能

ドルコスト平均法とは簡単に言うと毎月一定金額を積み立てて購入を行うことによって購入金額を下げることができるという手法の事です。ただ、購入金額を下げたとしても結局最終お金を引き出す局面の時にリーマンショックのような事件が起こっていたら意味がありません。

まあ、最低限のリスク回避ができると考えていただけたら大丈夫です。きっとこれに関しては研修で詳しく教えてもらえるでしょう!ただ、ドルコスト平均法というのも結局万能策というわけではなく、購入金額を下げているだけなので利益確定の時期を適当にしてしまうと結局資産運用に失敗してしまう結果となります。

・どの確定拠出年金のプランを選択すべきか

人によってリスクの許容範囲やファイナンスへの知見等の違いがあるために一概にどれがいいと言い切ることは難しいですが、私のおすすめの確定拠出年金の選び方を説明していきたいと思います。基本的に確定拠出年金プランには下記のようなプランがあります。

しかし定期的にプランの見直し等を測って資産運用をしていきたいという方はまず保険会社の終身年金は入れない方が良いでしょう。なぜなら5年以上の保有でなければ解約金がかかるというようにかなり大きな制限がかかってしまうため好ましくないからです。

  • 定期預金(リスク0%、リターンなし)
  • 保険会社による終身年金(。。。)
  • 低成長型株式or債券等の組み合わせ(リスク低、リターン低)
  • 外国株式(リスク高、リターン高)

ではどのようにすればいいのかという意見が来ると思うのですが、最初に確定拠出を決める際に担当会社から商品一覧の冊子をもらうと思うのでその冊子をしっかり読むようにしましょう!商品内容や組み合わせについて詳しく把握する必要はありませんが、解約金及び手数料については知っておいた方がお得です!

私はちなみに定期預金20%、低リスク型20%、外国株式60%の保有率で確定拠出年金を保有しています。そのため、最近の経済情勢でいうと米中貿易戦争による世界的株価安によって一時期ですが、利回りがマイナス6%くらいまで落ちましたが、今は既にプラス2%くらいの利回りまで復活しています。

若い時でリスクも取れるのでこのようなプランにしていますが、将来歳をとってきたらもう少しリスク低めの債券や定期預金の方の割合を増やしていこうかなと考えています。

実際にどの商品で悩んでいる等お問い合わせがあればコメント欄まで相談いただければお答えするので気軽にご相談ください!

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