私は日経大手のメーカーに所属している会社員一年目です。職場は非常にホワイトで私自身文句がつけようのないホワイトな働き方（残業月45分）をしているのですが、周りの先輩方等を見ていても
「仕事ができるようになるまでは10年かかる」
「部下無しの管理職が非常に多い」
上記のような大企業にありがちな環境を感じさせられることが多々ありました。
大学時代にUSCPAは頭の片隅にあった資格の一つだったものの、高額な受講料・長い勉強期間等を理由に敬遠していました。
私が10か月近くいて大企業で学ぶことができたスキルといえば、「社会人最低限のマナー」「無駄な飲み会をいかにこなすか」ということぐらいでした。
このまま会社にいても40歳になったら年収は1000万でそれなりの暮らしはできるんだろうなと考えると、会社にしがみつくという手もあるとは思いました。
しかしそれは私の性格的にはそれは耐えられないと思ったため学生時代から考えていた「プロフェッショナルに世界で対等に戦える人材になる」ため2018年12月USCPA受験を決意しました。それではなぜ私がUSCPAを目指したかもう少し詳細に語っていきます。。
圧倒的な専門性
海外の会社というのは基本的にJob descriptionを出してそのJobに対して人が応募するというような会社設計を行っています。そのため、Controller, TreasuryといったようなポジションであればCPA取得＋実務経験者であったり、Accounting school卒の人の採用を行っています。
しかしながら日本の制度設計上新卒で会社に入社したのちに会社が個人のキャリア設計を行います。そして4，5年くらいの周期でローテーションを行い社内でのキャリアの幅を広げていくのが基本です。どちらも良い点悪い点はあると思いますが、いざ交渉の場で人事・調達・営業5年ずつやった人間が調達15年の人間と交渉となるとどちらが優位に立てそうかは明白です。
そこで今回はUSCPAを取得することでキャリアの方向性に一貫性を持たせたうえで会計を軸に世界で戦っていきたいと考えました。
海外勤務（在住）のしやすさ
なんとなーくですが、将来海外駐在もしくは移住ができればなぁと考えているので日本のみで通用する資格よりも世界中で通用する資格の方がいいと考えてUSCPAにしました。まあ、もちろん国内の最難関資格を取るほどの意志力が大学生の頃の私になかったということも大きな要因ですが。（笑）
また色々な友達の話を聞いていると2重国籍の人間は生まれた瞬間に大きなAdvantageを持っているなとひしひし感じることが多かったので（就労可能な市民権はやはり最強です。）USCPA持っていれば海外に移住しやすい→子供の可能性も広がると思いました。
海外は良くも悪くも実力主義なので、できないと本当に何もさせてもらえないですが、できると無限に可能性は広がります。そのため、手に職系はやっぱり今後強いと考え取得資格に走りました。
周りの友人の存在
小・中・高の友達の中で今でも付き合いのある友人の大半とは言いませんが、多くの友人がかなりの難関取得者が多いです。そんな友人たちを見ているとやはり刺激されて私も負けたくないと考えた結果USCPAに行きつきました。
結果が正しいのか間違っていたのかはまだわかりませんが、少なくとも仕事がいやだと新橋で愚痴っているサラリーマンより間違いなく充実した社会人生活を送ることができていると思います。
自分の得意なことの中からやりたいことを掛け合わせた最大公約数が自分のUSCPA受験に繋がったような気がします。
まとめ
皆さんきっと色々な理由があってUSCPAの受験を始められていると思います。家族持ち・子持ち・独身・学生と多くの方が受けられているのがこの試験だと思います。試験がいやになることも多々あると思いますが、「モチベーションの維持」というのは今回のように自分の原点を思い出すということが重要なのではないでしょうか。
孤独で長い戦いとなりがちなUSCPAですが、今のネット社会にはTwitter校という最高の学校があります。（笑）Nasba並みに情報が早い人がいたり（予備校より確実に早い）皆さんを勇気づけてくれる人がたくさんいます！ぜひ今日にでも入校しましょう。
将来的にはUSCPA学習者の多くの転職実績を誇るSACTを使用して転職も視野に入れて考えています。SACTが気になる方は下記から閲覧してみてください。
コメント